高島屋東京店の歴史
高島屋東京店の歴史を振り返ってみます。高島屋の正式名称は「株式会社?島屋」。大阪に本社を置いています。設立は1919年(大正8年)。当時は「株式會社高島屋呉服店」の名でした。創業自体は江戸時代にまで遡り、1831年(天保2年)に始められた京都の古着・木綿商「たかしまや」が高島屋の歴史の原点です。
1898年(明治31年)には大阪にも進出し、東京でも1900年(明治33年)に営業を開始しました。デパートで初めての試みも多く、1911年(明治44年)に創設され間もなく100周年を迎える美術部は、画商を通さず作家へ作品の依頼が行われるスタイルで始められました。
また、1932年(昭和7年)完成の大阪南海店は日本で初めて冷暖房を備えた百貨店となっています。1933年(昭和8年)に誕生した東京店は通常は日本橋高島屋と称されています。1950年(昭和25年)には象の「高子ちゃん」も登場し話題を呼びました。
高島屋東京店の位置付け
高島屋東京店の位置付けは、高島屋のなかでも重要であるといえるでしょう。半世紀を超える歴史を持つその建物自体が付加価値を生み出し、2006年(平成18年)には、東京都景観条例に基づく歴史的建造物にも選定されています。
現在、増床のための改築準備中ですが、外観や正面玄関、吹き抜け部分など、人々に親しまれている箇所は保存される見通しです。また、高島屋の目指す「上質生活百華店」を象徴する拠点となっています。